5/11(金)〜13(日)
きもの浪漫in日本橋
@三越前駅そば 日本橋室町「江戸桜通り地下歩道」
11:00〜21:00(最終日のみ20:00まで)
次の催事はきもの浪漫です!
開催時間も長いので是非お立ち寄りくださいませ。
今回は三日間店主が店頭にいる予定です。
以下、きもの浪漫販売商品です。
虫の黒留袖×夜烏の名古屋帯
(※セット販売ではありません)


虫の行列 絽 黒留袖 SOLDOUT
擬人化された虫の行列を描いた黒留袖です。
絵のような繊細なタッチで、細部まで丁寧に虫が描かれた手のこんだ一枚です。
状態もよく、生地も上質。
思い入れのある凝った一枚だったことが伺えますね。









夜烏 紗 名古屋帯
SOLDOUT
カラスの名古屋帯。こちら、烏しか描かれていないのになぜ夜烏とつけたか。その答えはタレ先に織り出された漢詩に。
途中までですが、こちらの漢詩は
張継の「楓橋夜泊」
月落烏啼 霜満天
江楓漁火 對愁眠
姑蘇城外 寒山寺
夜半鐘声 到客船
現代語訳は
月が西に傾き夜もふけたころカラスが鳴き、辺りには霜が満ちている
川辺の楓やいさり火が、眠れずにいる私の目に入ってくる
故蘇城の外にある寒山寺から
夜半を知らせる鐘の音が、この旅の船にまで聞こえてくる
一見勢いのある勇ましい烏の絵ですが、この詩が付くことでどこかもの悲しさを感じる帯になってます。
凝ったものほど物語性を持たせるアンティークらしいアイテムです。

